IP Management news

クラウドファンディングを活用した意匠登録の事例集(特許庁)

2022年06月30日

特許庁は、「クラウドファンディング活用企業による意匠登録事例

集」を発表しました。

https://www.jpo.go.jp/system/design/gaiyo/info/document/crowdfunding-jirei-20220422.pdf

 

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多

数の人に資金提供を呼びかけ、趣旨に賛同した人から資金を集める

方法です。近年、中小企業の新たな資金調達として注目されています。

事例集では、クラウドファンディングを行う際に意匠権を活用し

た企業の具体例と、クラウドファンディングを行う際に意匠権に関

する注意事項などを紹介しています。

活用事例の概要は以下の通り。

 

①スマートウォレット

コンパクト化した革製の財布:目標金額100,000円に対し支援額

3,530,500円、支援者229人、達成率3,531%

②卓上火鉢

炭火文化を室内で:目標金額1,790,000円に対し支援額1,925,100

円、支援人数40人、達成率107%

③マスクハンガー

銅製で抗菌性等に優れる:目標金額300,000円に対し支援額

2,567,920円、支援者数646人、達成率855%

④電動スクーター

片手で運べる充電40km走行:目標4,000,000円に対し支援額

154,983,400円、支援者数1829人、達成率3,874%

⑤双眼鏡×単眼鏡

分離して単眼鏡、直列で望遠鏡に活用可:目標金額1,000,000円、

支援額4,824,000円、支援者数200人、達成率482%

⑥ハンガーブレスレット

バックハンガーをアクセサリーにも、耐荷重6kg:目標金額

200,000円、支援額1,712,021円、支援者数324人、達成率865%

 

 

totop