知財経営コンサルティングの概要
知財経営コンサルティングでは、目的・期間(1~数ヶ月)・回数(1~10回程度)を定めて貴社の知財経営のためのコンサルティングを行うサービスです。知財ポートフォリオの構築、知財インフラの整備、知財人材の育成などの目的を定めて、短期間で集中的に貴社の知財経営を実践していきます。
- <このような企業様にお薦めです>
- ● 新規のプロジェクトや製品開発を推進するので知財ポートフォリオを構築したい
- ● 知的財産に関する様々なインフラ整備を進めていきたい
- ● 知的財産に関する知識やスキルのレベルを上げたい
- ● 短期間で知財経営の基盤を整えていきたい
- ● 知財経営のさわりだけでも実践してみたい
知財経営コンサルティングのタイプ事例
知財経営コンサルティングの代表的なタイプ事例をご紹介します。これらの他にも貴社のご要望に応じて様々な知財経営コンサルティングをご提案します。
知財ポートフォリオ構築タイプ
新規のプロジェクトや製品開発を推進するに際して、当該技術分野における業界・他社・自社の知財状況を調査・分析・評価することにより知財ポートフォリオを構築します。
- ● STEP1 自社・他社の知財調査
- 自社特許を棚卸しするとともに、業界・他社の知財(主に特許)を網羅的に調査します。
- ● STEP2 知的財産の現状・環境分析
- STEP1の調査結果に基づいて、「パテントマップ」「特許評価一覧」を作成して、全体的な知財状況を分析します。
- ● STEP3 知的財産の評価・把握
- STEP2の全体的な知財状況の分析結果に基づいて、重要特許を中心に「特許解説」を行うことにより各特許の内容を効率的に把握します。
- ● STEP4 ポートフォリオの構築
- STEP3で把握した各特許を様々な「開発フレームワーク」を使用してマッピングを行うことで、自社の事業・製品の立ち位置や進むべき道を検討しながら知財ポートフォリオを構築していきます。
知財インフラ整備タイプ
知財体制を強化するに際して、特許出願フロー体制、発明評価体制、職務発明規程、秘密管理などの知財インフラを整備します。知財インフラがどの程度まで整備されているかを診断して、不足している知財インフラを実際に整備していきます。
知財人材育成タイプ
知財体制を強化するに際して、知財人材を育成します。知的財産に関する知識やスキルを診断して、貴社に応じた知財セミナー・研修、知財実習、知財人材スキル評価などを行い、優秀な知財人材を育成します。最近では、知財部や開発部のみならず、経営層や他部署の知財マインド向上を目的した知財セミナー・研修が注目されています。
総合実践タイプ
上記知財ポートフォリオ構築タイプ、知財インフラ整備タイプ、知財人材育成タイプなどを統合した知財戦略を総合的に立案して実行・整備していきます。期間・回数(例えば、6ヶ月10回など)を定めて、短期間で集中的に貴社の知財経営の基盤を固めていきます。
知財経営コンサルティングの流れ(総合実践タイプの場合)
- 経営陣・知財部・研究開発部等へのインタビュー
- 経営陣・知財部・研究開発部等の方にそれぞれインタビューを行うことによって、貴社の事業・開発・知財の各状況を把握します。
- 貴社の知財経営の診断
- 貴社の事業・開発・知財の各状況に基づいて、貴社の知財経営の現状や問題点を様々な観点から診断の上、「知財経営診断書」を作成します。
- 知財戦略のご提案
- 貴社の知財経営の診断結果に基づいて、貴社にとって最適な知財戦略をご提案します。
- 知財戦略の実行・整備
- 貴社と協同して知財経営を実現するための知財戦略を実行・整備していきます。
- 知財部アウトソーシング
- ご希望により、知財戦略の実行・整備後も、貴社の知的財産部として知財経営を継続的にサポートしていきます。