貴社の知財経営を推し進めるに際して、知的財産を戦略的に取り扱う知的財産部門(一般に知財部と呼ばれます)が必要になります。しかしながら、知財部を設置する程の規模ではないことや、優秀な知財人材を確保できないことなどの理由で知財部の設置をあきらめている中小企業が多いのが現状です。また知財部を有しているものの、開発部と特許事務所との仲介や出願管理だけで止まっている企業も少なくありません。弊所では、このような企業のために、知財部機能の全部又は一部のアウトソーシングサービスをご提供しております。
知財部の基本サービスとして、知財戦略会議参画、知財戦略立案・実行、知財相談を行います。また、基本サービスに付随して、知財戦略立案、知財調査・分析・評価、知財創造支援、知財人材育成、知財インフラ整備、知的財産報告書、知財発掘・権利化、知財契約・交渉、知財紛争処理のオプションサービスを行います(オブションサービスの多くは、月々の基本サービスの知財戦略提案・実行で進めていきます)。
知財部アウトソーシングは、月額料金とさせて頂いております。企業規模やサービス内容によって月額料金が異なりますので、お打ち合わせ後にお見積もりさせて頂きます(下記のケース例をご参照下さい)。
知的財産部を設置するときに知財人材を採用すると、最低限の知財戦略を立案できる知財人材を1 人採用するのに少なくとも年間1000万円~2000万円はかかります。しかし、現在、そのような知財人材は非常に不足している上に、仮に採用できたとしても高度な知財戦略まで立案できるかは不明であり、また常時必要でない場合も多く、費用対効果が悪いというリスクがあります。
一方、知財部をアウトソーシングした場合、例えばケース1の場合でも年間240万円(税別)で済みます。しかも、高度な知財戦略を立案できる上に、企業規模に応じて必要な分だけでよく、費用対効果が非常に良いです。
これは新規に知財人材を採用する場合の一比較例ですが、既に社内に一定の知財人材がおられる場合、知財部アウトソーシングと組み合わせることも可能です。企業様の規模やご希望のサービス内容によって、社内の知財人材と知財部アウトソーシングの併用サービスもご提案します。